授乳で噛まれて痛い!正しいラッチオンで解決
授乳に関するお悩みは多いですね。 特に「授乳中、痛い」という声は断トツです。 これは多くの場合、赤ちゃんがおっぱいを浅くくわえて吸ってしまうことが原因の1つです。 しかも、授乳感覚は1~2時間と短いため、乳首はさらに傷つきやすくなってしまいます。 これらは、安定した抱っこと乳頭のくわえ方で解消されます。 専門用語ではこのことを「ラッチ・オン」という表現で説明されます。
ラッチ・オン(latch-on)とは、赤ちゃんが正常におっぱいを唇に含ませる一連の動作のことです。 ラッチオンが上手くできると、 ・圧迫感がなく、 安定した感覚を得られます。 逆に、ラッチオンが上手に行かないと、「チュパチュパ」となり、おっぱいを深く含ませることができず、乳頭が痛くなるなどのトラブルの原因になってしまいます。 この記事では、正しいラッチオンでの授乳方法をご紹介します。 |
痛くない!ラッチオンを意識した授乳法
❶ママはリラックスできる姿勢で赤ちゃんを自分の胸に引き寄せて密着させます。
※このとき前かがみにならないようにすることがポイントです。
❷赤ちゃんの下あごがおっぱいに触れる角度で、乳頭を赤ちゃんの上唇や鼻の前にもっていきます。 そして、赤ちゃんの唇とあごを乳房と乳輪で刺激します。 ※赤ちゃんが口を大きく開け、舌が下がるのを待ちます。開けない時も無理に含ませず、待ちましょう。
❸口が開き舌が下がったら、赤ちゃんのうなじあたりを支えている手で、素早く赤ちゃんを引き寄せ、下あごがおっぱいに埋もれ込むようにしましょう。
●授乳中の注意点授乳中、テレビなどで周囲がうるさかったり、ママが携帯を見ながら授乳していたりすると、ママの気を引こうと「遊び飲み」をしてしまいます。 赤ちゃんの目を見ながらの授乳が望ましいです。
授乳が上手くいっていないサインラッチオンがうまくできていない場合、 ・おちょぼ口になっている という症状が出ます。 また、ラッチオンが成功していない場合、授乳後の乳頭がつぶれていたり、いびつな形にになっていたりします。 痛みがあれば、早めに離して、再度チャレンジしてみましょう。
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授乳はママと赤ちゃんの協同作業
はじめから授乳がうまく行く方は珍しいです。しかし、痛いまま続けるのはストレスですね。 乳首の形や、母乳の量などママ側の要素と、赤ちゃんの口の大きさや吸いつく力など、赤ちゃん側の要素がマッチするには、試行錯誤することが必要です。 痛みを感じたら、調整しながら、じっくりママと赤ちゃんに合った授乳スタイルを見つけていきましょう。
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