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赤ちゃんが粉薬を飲まない!子育て博士が教える薬の飲ませ方

子供にとっても、ママ・パパにとってもお薬の時間が楽しくないことがありますよね。子供用のお薬は、一般的に苦いものが多く、敏感な子もいます。嫌がって泣き叫ぶ子供にお薬を飲ませるのは大変。そんなママ・パパのために、飲み物や食べ物に混ぜるなどして、粉薬やシロップを子供が飲みやすくする工夫をご紹介します。

赤ちゃんや子供用お薬の基本

適切な保管方法は?

粉薬は直射日光や湿気に弱いので、風通しのよい暗所に置きましょう。シロップなどの水薬はカビや細菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保管してください。

赤ちゃんに薬を飲ませるときの体勢は?

赤ちゃんに薬を飲ませるのに、苦労しているママ・パパは、基本体勢が上手にとれているか確認しましょう。利き腕と反対側の腕で、赤ちゃんの両肩をしっかりと抱き、バタつくこともある足はママ・パパのももの間に挟みましょう。これで、少々暴れても大丈夫です。この体勢がとれたら、利き手を使って薬を飲ませましょう。

 

種類別 嫌がる赤ちゃんに!上手な飲ませ方やコツは?

①粉薬の場合のコツ4選

1.ペースト状に

①薬を小さな容器に出し、ごく少量の水やぬるま湯を加えてペースト状にねります。

②清潔な指の腹でとって、上あごにすりつけます。そのあと水やぬるま湯を飲ませます。

③舌には乗せないようにしましょう。舌は苦みを強く感じる部分です。必ず、上あごにすりつけましょう。

④一度に多く飲ませようとすると失敗しやすいので、少量ずつ数回に分けて飲ませることをおすすめします。

 

2.水・ぬるま湯に溶かして

飲み残さない程度の適量の水やぬるま湯に溶かして飲ませます。苦みで全部飲もうとしないことがあるので、必ず溶かす量に気をつけましょう。

ここで1つ注意点!

練ったり、溶かしたりするのは、必ず服用の直前に行ってください。特に水に溶かす場合は、長時間そのまま置いておくと、苦み成分が増したり、薬の効果が弱くなったりする可能性があります。

 

3.食べ物に混ぜて

子供が苦くて飲むのを嫌がる場合、甘いものなどと混ぜて飲ませることは薬剤師も勧める方法の1つです。

ジャム、ゼリー、ヨーグルト、プリンなど、子どもが好きな食べ物に混ぜて飲ませることもできます。

甘いものや、少し冷たいものが、飲ませるのにぴったり。ただし、量は子どもが食べきれる量にしましょう。

この記事の後半にある、先輩ママが実践していた「混ぜるといいもの」も参考にしてみてください。

※薬によっては、混ぜると苦みが増すものがあるので、もらった薬がお子さまの好物に混ぜても平気か、事前に薬剤師さんに確認しておきましょう。

 

4.市販の服薬補助ゼリーに包む

離乳食が始まった以降の乳幼児向けになりますが、「服薬補助ゼリー」はお薬をゼリーの中に包むことが出来るように考えて作られているので、大変便利です。

ゼリーに、「これを混ぜるともっとおいしいゼリーになるんだよ〜」と言って、薬をおいしくなる魔法の粉だと思わせ、薬を飲ませるという先輩ママも。ぜひ使ってみましょう!

 

粉薬は何と混ぜていいの?先輩ママのオススメ法

1.混ぜていいもの「飲み物編」

・ 水、ぬるま湯

・乳幼児用電解質飲料

・ココア、チョコレートドリンク(ジュース)

薬の効果を早く確実に出すためには、水かぬるま湯で飲んだり、溶かしたりするのが基本です。

しかし、乳幼児の場合は、乳幼児用の電解質飲料など、子どもの好きな飲み物といっしょでもOKです。

ジュースもほとんどの薬はOKですが、まれに苦くなってしまう薬もあります。薬剤師さんに確認しておきましょう。

2.混ぜていいもの「食べ物編」

・ヨーグルト、ゼリー、プリン、ムース、アイス

・ジャム、ココア、きな粉など

甘いからといっても、混ぜると、逆に苦みが強調されてしまう味もあるので、一度混ぜてもいいか、薬剤師さんに確認すると安心です。

STOP!注意が必要なもの

・ 牛乳
一部の抗菌薬の中には、牛乳といっしょに飲むと薬の成分が吸収されにくくなり、効果が薄れるものがあります。お子さまが牛乳好きで、混ぜたい場合は、薬剤師さんに一度確認しましょう。

・グレープフルーツジュース

ごく一部ですが、グレープフルーツジュースといっしょに飲むと、相互作用で副作用を起こす心配のある薬があります。(抗アレルギー薬のテルフェナジンなど)注意が必要な飲み物ですので、なるべく避け、どうしてもの場合は、薬剤師さんに確認しておきましょう。

・アイスクリーム
混ぜても問題はありませんが、からだが冷えてしまうこともありますから、気をつけて。

・はちみつ

はちみつには、乳児ボツリヌス症の原因となる菌が含まれている心配があります。

※1歳未満の赤ちゃんには、はちみつそのものを与えないでください。

ダメ絶対!混ぜるな危険なもの

・ 育児用ミルク
苦い薬を混ぜたために、その後、ミルク嫌いになってしまうことがあります。避けましょう。

・熱いスープ

熱で薬の成分が変質してしまうおそれがあります。また、冷めていても、おかゆやうどんなどの主食に混ぜると、嫌いになる心配があるので、気を付けましょう。

 

②シロップの上手な飲ませ方4選

シロップを飲ませる時は、容器をゆっくり振って、中身を均一にさせて、1回ずつ量をきちんとはかりましょう。

1.哺乳瓶の乳首に薬を入れて

2.スポイトで吸い上げ、ほっぺの内側に流し込む

3.スプーンで与える

4.小さめのコップで与える

ここで、2つ注意点!

・使用したスポイトやカップは細菌が繁殖する可能性があるので、使用後はよく洗い、乾燥させてください。

・シロップなどの水薬はカビや細菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保管してください。水で薄めている場合は長くても、2週間たったら捨ててください。

 

ママ・パパの疑問解決

赤ちゃんにお薬は、どれぐらい飲ませていいの?

例えば1日1回飲む薬でしたら、24時間おきに飲むことが理想ですが、育児中は思うように物事が進みません。内服の間隔は、ある程度時間の融通がききますので、そこまで神経質にならずに飲ませると良いでしょう。

・1日1回のお薬  最低8時間

・1日2回のお薬  5~6時間

・1日3回のお薬  最低4時間

回数によって上記の間隔が空いていれば良いと言われています。手が離せないことが多くて、万が一飲み忘れてしまったという場合は、次の内服時間が近いようであれば忘れた1回分は飛ばし、2回分を一度に服用することはやめましょう。

まとめ

ママ・パパが気をつけていても赤ちゃんや子どもは病気になってしまいます。その都度、免疫を獲得し、少しずつ丈夫になっていくと言われていますが、そうは言っても、辛そうな子供を目の前にすると、はやくなんとかしてあげたいと思ってしまうかもしれません。薬を飲み終えたら、たくさんほめることを習慣にすると、赤ちゃんも少しずつ自信をつけていきます。

病気の症状が長引いて親子共につらい思いをしないためにも、お薬を上手に飲ませて、少しでも早く病気が良くなるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。どんなに工夫しても、嫌がって飲まない時は、粉薬ではなく、シロップや座薬など、同じ効き目のある他の薬に変えてもらえることがあるので、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみましょう。

 

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ライター紹介 ライター一覧

こそ研 ゆーみん

こそ研 ゆーみん

慶應義塾大学教育学専攻卒業。現在は児童支援員として、子どもの成長について勉強しています。学んだことを記事にして、多くのママ・パパのお役に立てたら嬉しいです。

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